NPO等人材育成塾 インターン実習第3弾 地域支援活動センターぷろぼの その2
センター長の阿南さんからぷろぼのの仕組みについて講義
そこで、障がい福祉(就労支援・就労移行支援)とは別に
ITソーシャルインクルージョンセンターを柱として、
障害者と仕事のハブとなれるように、障害福祉を支えられるように、
と今積極的に展開されているようです。
NPO法人のマネジメントについては、
「ぶれない」
「3ヵ月・半年という単位で事業計画をしっかりする」
「PDCAのCheckActionをしっかりしないと収益は上げられない」という話を伺い、
人材育成塾で学んだことを含めて深く深くうなずけるものでした。
②伝票入力訓練
今日は職員さんからの指示ではなく、
最終段階の訓練を受けている方に指示を受けて作業しました。
入力前の伝票など仕分ける箱を使いながら、
間違いが無いように少しずつ会計ソフトに模したエクセルの表に入力していきます。
何か質問をすると丁寧に教えてくださいました。
このようにインターン実習の指導をすることも訓練になっているんですね。
最後は入力した分の合計金額を報告し、合っていれば終了となります。
体験して思ったことは、訓練する仕組みづくりが重要だということ。
訓練用のエクセルや仕分け箱を使った作業など、実践的かつ誰でも取り組める
システムやプログラムを構築するは大変だと思います。
**************************************
今回のぷろぼのさんでのインターン実習を終えて、目からウロコの発見が多くありました。
就労支援というと障がい者の方対象だけでなくさまざまありますが、
障がい福祉の分野は助成や業務委託などで成り立っている部分が多いでしょう。
しかし、それだけではミッションを果たせないように思います。
ぷろぼのさんでも就労支援移行事業では訓練生一人につきお金が入り、
トントンの経営状態だとおっしゃっていました。
やはりそこで縮こまらずに大きく展開していくためには
PDCA、経営感覚が大切だと実感しました。
保存会とは分野が違うNPO法人ではありますが、
組織を運営していくマネジメントに関してぜひとも参考にしていきたいと思いました。
****************************
余談ですが、つい先日参加したナント農商工ビジネスフェアで
偶然奈良県ITセンター・センター長の阿南さんにお会いしました。
ビジネスフェアでNPO法人の方に会うことはめったに無かったのですが、
「さすが、ぷろぼのさんだな~」と思いました。
やはり待っていても物事は進まない、自分から動くということが
大切なんですね
NPO法人地域活動支援センターぷろぼの http://purobono.itrobo.net/