展覧会巡り【大和の尼寺 三門跡寺院の美と文化展】
先日、大阪高島屋で開催されている
「大和の尼寺 三門跡寺院の美と文化展」を観賞してきました。
この頃雑誌や東京駅のポスターでご本尊を良く見かける中宮寺、
そして円照寺・・・ど、どんなお寺??
円照寺は江戸時代初期、後水尾天皇の第一皇女・文智女王が出家し
京都の修学院に草庵を結んだのが始まりだそうです。
その後、奈良市の奥のほうに移ったそうな。
(wikiより)
参道は歩けますが、山門から中には入れないそうです。残念ですね。
徳川家とも縁が深いようで、その関連のものも多く展示されていました。
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展覧会は三門跡寺院の成り立ちから、法要に使う法具や
生活の中で使われてきた工芸品や皇女の遊び道具まで幅広く出展してありました。
門跡寺院だけあって、良いものがたくさん残されていて感心しました。
特に印象深かったのは、着物を手直ししてつくられた幡や打敷(お供え物置く台にかぶせるクロス)。
言っちゃ悪いですが、
幡や打敷に作り直すのはもったいない!!
と貧乏くさい私はそう思ってしまいました
こういった手仕事も大事な修行の1つだったそうです。
これが門跡クオリティなのですね!
初めて見ましたが、荘厳な雰囲気でした。
良く考えてみればこの護摩行の灰で「御守り犬」を作るんですからね・・・
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今回の展覧会では、普段はベールに隠されている三門跡寺院の一端を
見て聴いて感じることができる展覧会です
円照寺は普段非公開ですから尚更です。
10月3日(月)までなので、お急ぎください!!
入場時間10:00-19:30(20:00閉場) 最終日は入場16:30まで17:00閉場
7階グランドホール
同じ会の催事場で「イタリア展」をやっていました。
こちらもかなり気になります!!
ワインバーやら食べ物もいっぱい!
展覧会終わりでイタリア展を見ると、花より団子な気分になります
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ちなみに、出口で中宮寺の散華3種(下の画像)を販売して頂いています
よろしければそちらもご覧ください