美術散華保存会&散華美術館 スタッフブログ

散華の情報、当会の活動、運営している散華美術館、奈良のこと等つづっていきます。

4月「第21回全国さくらサミット in 津山」レポ

もう5月も中旬ですが、4月7日・8日と開催された
「全国さくらサミット in 津山」での様子をご報告したいと思います。
 
私としては初・岡山県津山市
こちらは、津山城址、鶴山公園が桜の名所として有名です。
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さて、7日は非公開の事前会議としてさくらサミットに参加する自治体の方々が
集まります。その後エキスカーションがあります。
担当者の方の取り計らいで事前会議の段階から、展示をさせていただくことになりました。
さらに会議の最後にマイクも回していただけて感謝です
自治体の方にも桜散華をPRすることができました。

イメージ 3 ここで、昨年度の県からの助成金で制作した奈良八重桜のパネルとマップを配布しました。
結構興味を持っていただけて、作った甲斐があります
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
次の日、8日は朝から全体会議が始まります。
こちらも会場に散華を飾らせていただきました。
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(ホテルのムーディーな照明で少々暗くなっております…)

記念講演では「地域資源はこうして活かせ!観光まちづくりの心得と実践」と題して
地域創造プロデューサー・二瓶長記氏の講演がありました。
桜だけでなく、これはどこの地域でも課題となっていることでした。貴重なお話を聞けました。
私自身が反省したのは、「資源を深堀しすぎると観光客は敬遠する」ということ。
「観光客は勉強しに行っているのではない、空気やライブ感覚を楽しみたいと思っている」と。
…そうでしょうね。。私自身はウンチクに走ってしまうので深堀してしまいますね・・・

全体会議では「新たな桜の観光まちづくり~~地域資源を活用した観光振興」と題して
議論が展開されました。
桜の時期だけに観光客が集中することが課題となっているとのことで、
自治体によっては四季を通して花や自然を楽しめるように工夫しておられるようです。
これは二瓶氏の講演とも通じるところがありました。

昨年のさくらサミットで吉野町から被災地に吉野の桜を送るというお話が出ていましたが、
DHCを通して福島県猪苗代湖周辺に植樹されたそうです。
このような取り組みも桜でつながった自治体同士のつながりを感じます。

来年は新潟県五泉市での開催が決定しました!
来年も参加できたらいいなと考えています