奈良の言い伝え
散華は寺院での法要の際に撒かれます。
「その際に散華を拾って大事に持っている」ということは
奈良ではちらほら耳にします。
しかし、
散華自体を知らない方も多いです。
それはなぜかと考えていたとき、こんな言い伝えを知りました。
「散華をタンスに入れておくと着物が増える」
これは当会理事長から伺った話です。
散華がご利益のあるものとして、本来の役目を終えてからも
大事に扱われてきたことがわかります。
こうやって奈良の人々は散華を拾っても大事にしまっておくばかりで
外にアピールしてこなかった・・・とも言えますね
それを当会では、奈良の文化、日本の文化として
広めていきたいと日々活動しています