【観劇で感激】維新派 舞台公演「アマハラ」
「東アジア文化都市2016奈良市」も23日まで。
佳境に入っています。
またまた贅沢な舞台、維新派の「アマハラ」を17日に観劇してきました。
場所は平城宮跡。
先月のSPAC公演のように仮設の舞台が再び現れました。
維新派は周りの方からその評判は聞いていたものの、初めて鑑賞しました。
夕方のマジックアワー、
夕日と夜空の境目で舞台が進んでいく様は
本当に見事でした!
内容は過去の上演作品を再構成したもので、
島から島へ、「海の道」を辿っていく人々を描いた物語です。
(あまり詳細を書くとネタバレしてしまうので、
抽象的な感じになってしまうことご了承下さい。)
印象的だったのは、
音楽・光とともに、ことば、身体表現や隊列等全体の人の動きで
島や海の情景を現していたことでした。
言葉の羅列によるセリフも鮮烈で、
見ている者がそれを聴いてイメージを膨らませる効果があるように感じました。
最初の生駒山を望む夕空から日が沈むと、
船を模した舞台、客席は時空を超えた独特の世界の中でした。
観ている我々も船の乗客でした。
ただ最後に舞台と平城宮跡が一体となる仕掛けが用意されていました。
「してやられた!」そんな風にも思いました(笑)
終了後はとっぷりと日も暮れ、
お月様が秋の夜空に輝いていました。
この舞台を見ることができて、本当にラッキーでした。
当日券も若干用意されているようです。
その日も結構並んでいらっしゃいました。
開催中やっている隣の屋台村も異国のようで、
それだけでも行く価値ありですよ!
維新派 特設サイト http://ishinha.com/SP2016/