美術散華保存会&散華美術館 スタッフブログ

散華の情報、当会の活動、運営している散華美術館、奈良のこと等つづっていきます。

【奈良のおでかけ】白毫寺に行ってみたものの・・・

シルバーウィークも終わり、ちょっと落ち着いて奈良をうろうろしました。
 
ちょうど萩の時期!ということで、白毫寺に行ってきました。
近鉄奈良からだと、本数はかなり少ないですがバスでもいけます。
健脚の方なら歩いてでもOKな距離です。
 
しかし!!着くなりこんな張り紙。
イメージ 1
 
確かに、山門までの萩の通り抜けもこんな状況・・・
イメージ 2
 
でも、中に入ると、ちらほらと咲いているものも。
イメージ 3
 
むしろ、石仏が並ぶ小道の奥に、ツユクサのようなお花が群生し、
チョウやハチが元気に飛んでいました。
イメージ 4
この白毫寺はもともと志貴皇子離宮の山荘があった場所と言われています。
その後、鎌倉中期に真言律宗を起こした叡尊が再興・整備したという真言律宗のお寺です。
 
有名なのは「閻魔様」ですが、本尊の阿弥陀如来とともに宝蔵にて拝観できます。
本堂でも不思議だったのですが、阿弥陀三尊(阿弥陀如来観音菩薩勢至菩薩)があり、
その背後には両界曼荼羅が・・・むむむ?
 
真言律宗って本尊は何やっけ?」
思わず家に帰ってから調べましたが、いろいろあるみたいで決まってないそうです(汗)
西大寺唐招提寺とか考えたらそうですよね?!
 
閻魔大王さん、その眷属の司命・司録の三尊はとても珍しいので、
宝蔵では近くでじっくりと見られて良かったです!
 
また奈良市内を一望できるのでベンチに座ってゆっくり景色を眺めるのも◎
 
近くには新薬師寺もありますし、
最近では「南都 真言律宗 ぼさつの寺めぐり」といった取り組みもあるようです。
(絵入りのオリジナルご朱印を頂けるようです、面白い!!)
これからもう少ししたら、きっと萩もきれいに咲いているでしょうから、
また散策がてら立ち寄りたいお寺です。
 
 
★関西花の寺二十五ヶ所 白毫寺★
★「南都 真言律宗 ぼさつの寺めぐり」情報 ブログ『奈良のことを、いろいろ紹介』から★