美術散華保存会&散華美術館 スタッフブログ

散華の情報、当会の活動、運営している散華美術館、奈良のこと等つづっていきます。

【散華の展示販売もあります】愛知県・杉本美術館「杉本健吉が描くやすらぎの世界 ほとけ」展

twitterでは先にお知らせしていたのですが、
奈良県立美術館と同時並行で、他の美術館でも当会の散華の展示・販売をしています。
 
そこは、愛知県知多半島にある、
東大寺薬師寺などの散華を多く手がける画家・杉本健吉の美術館、
 
この春の展覧会杉本健吉が描くやすらぎの世界 ほとけ」の開催にあたり、
散華の説明や資料の提供などでも協力させていただいています。
 
それに先立ち、4月に杉本美術館に行ってきました。
名古屋駅まで出て、そこからは関係者の方の車で。。電車だと名鉄、車だと知多半島道路を南へ。
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行った時は「杉本健吉をさがせ!」という展覧会の会期中で、
杉本健吉本人が描きこまれた作品のオンパレードでした。
 
私自身、杉本画伯の作品と言えば、散華のイメージしかなかったので、
もともと洋画家であること、プロダクトデザインの仕事もしていたこと、
仏画や陶芸などの立体物にも挑戦していたことなど
ここに来て初めて知る事ばかり!!
自分を作品に描きこむ遊び心、アグレッシブな作品づくり・・・
存命中にこの美術館ができ、多彩で膨大な作品を残されています。
98歳で亡くなったというので、そのすごさに驚くばかりでした。
学芸員の方の画伯のエピソード、、かなりおもしろかったです。(twitterでまたつぶやこうかな・・・)
 
また保存されている散華もどっさり見せていただいて、
東大寺など有名な作品は見ているつもりでしたが、「これは初めて!」というものも多く、
今回の展覧会にぜひ出して下さい、と思わずこちらから声をかけてしまいました。
地下倉庫の所蔵されている作品自体も見せていただいて、
とても貴重な機会に恵まれました。大感激でした
 
 
当会の散華はレクチャールームで展示、販売しています。
ここは、大きな窓から伊勢湾を一望でき、お抹茶も頂けます。(300円でした)
会期中は当会が提供した白無地の散華に絵や字を描く
体験プログラム「散華をつくってみよう」を実施されています。
参加無料なので、ぜひこの機会に杉本画伯気分で体験してみてください
 
会期も9月15日までなので、夏休みに南知多に来られた際、
または日間賀島篠島に観光される際にお勧めです
 
私もこの展覧会開催中にもう一度行きたいなあ~
 
 
杉本健吉が描くやすらぎの世界 ほとけ」展
4月23日(木)~9月15日(火) 9:30~16:30(入館16:00まで)
休館日:毎週水曜日・毎月第二火曜日
入館料:おとな900円・高校生400円・小・中学生300円
最寄駅:名鉄知多新線美浜緑苑駅から徒歩7分
*車の場合、南知多道路 美浜I.C.から約5分
 
 
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ちなみに、美術館の近くにはおしゃれな庭の小さなカフェがありました。
自宅を開放されているような感じですが、調度品などはこだわりのものばかりでした。
ランチの営業もされています。(その時はカレーランチかお寿司セットの2種類でした)
ゆったりとおしゃべりできる空間です。
 
Studio可菜さん
営業は毎月1~10日 12:00~17:30です。ご注意ください
 
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