2012-11-14 【東大寺】賢首大師千三百年御遠忌散華 散華紹介 #その他芸術、アート 今日、東大寺で行われた法要の散華です。 画 浅羽壮一郎 http://www.ne.jp/asahi/pipi/art/index.html 招待者の方には配布され、法要でも散華が撒かれたようです。 写真の散華は保存会の理事長がもらってきたもの。 この「賢首大師」さんの存在をまったく知らなかったのですが、 華厳宗の高祖で、中国の偉い学問僧のようです。(642-712) 16のときに仏教者としての覚悟から、阿育王の舎利塔の前で指を燃やしたとか その後、『華厳経』の講義を数多く行い、お経の註釈書もあらわし、 華厳教学の礎を築いた人物であるとのこと。 (北河原別当の表白(訳)より) どうもその塑像が普段は手向山八幡宮にあるようです。 今回の図柄も東大寺と中国のお寺と塑像をモチーフにしたものでしょう。 賢首大師の話とは真逆で、全体的にほんわかした印象です。